ワードプレスのショートコードで為替変換ができるプラグイン「Open Currency Converter」

ワードプレスのショートコードで為替変換ができるプラグイン「Open Currency Converter」ブログ運営

ワードプレスのショートコードで為替コンバートが行えるプラグインを見つけたので試したついでに記事投稿します。

無料の為替情報サイトからJSON取得、jQueryで変換なども行ったことがあるのですが、ブログをAMP化させる際には自分で作ったJSの存在がネックになります。

この手のプラグインはウィジットで提供されているものが多いようです。それでも良かったのですが、ブログは圧倒的にスマホで見られることが多いのでサイドバーにウィジット設置しても目に入りづらい。また、手入力させるのもまた微妙。

Open Currency Converter」では、記事内の任意の場所にショートコードを使って為替変換後の数字を入れ込むことができます。

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為替コンバータープラグイン「Open Currency Converter」

「Open Currency Converter」は、投稿・固定ページ内での通貨コンバートが必要な場合、ショートコードで入れ込んでくれる無料プラグインです。

プラグインの特長

  • ブログを見る人が計算しなくて良い
  • ショートコードの通貨指定でカンタンに為替をコンバート
  • ショートコードだから記事内の好きな場所に自然な感じで入れ込める
  • 170以上の通貨に対応
  • 変換処理はブラウザ側にキャッシュされる。
  • 管理画面でデフォルト通貨の指定、対応する通貨を確認できる

為替コンバータープラグインの導入方法

「Wordpress.org」内にあるので、ワードプレス管理画面から検索できます。

為替変換ワードプレスプラグイン「Open Currency Converter」

APIキーの取得・適用

為替データは、「Open Exchnage Rates」という海外サイトからAPIを使って取得しているようです。プラグインを使うためには事前に「Open Exchnage Rates」で利用者手続き、APIキーを取得する必要があります。

APIの利用は有料・無料のプランがあります。無料プランの利用条件は次の通り。

利用条件
  • ○ 更新が1時間単位
  • ○ 過去データ利用可(日)
  • ○ 1ヶ月に1,000リクエストまで
  • × サポートほぼなし
  • × クエリ利用に制限あり

▲ アプリをインストールして有効化すると「設定」の配下に「Open Currency」のメニューが現れるのでそこから設定します。まずはAPIキーを取得します。「sign up here」をクリック。

▲ メールアドレス、氏名、パスワード、URLなどを入力して「Continue」。

▲ Next Stepとありますが特に何もしなくて大丈夫です。サイドバーメニューの「App IDs」をクリック。

▲ App IDがここで取得できます。ID部分をコピー。

▲ ワードプレスの設定「Open Currency」へ戻り、IDをペースト。また、標準で使う通貨を選んでおきます。Fromは変わりやすい人はとりあえずUSD、Toは日本円で。

一通り設定したら「Save Changes」で初期設定は完了。

為替コンバータープラグインの使い方

ショートコードの用法

「convert」のキーワードで為替変換ができます。ショートコードの使い方は次の通り。

ショートコードオプション
オプション説明
number変換したい金額を入力します。
from変換元の通貨を指定します。
to変換後の通貨を指定します。
dp小数点以下の表示桁を指定します。指定がなければ変換元と同じ桁数になります。
template後述します。

利用例

次の例では、UKポンドをUSドルに変換しています。小数点は変換元と同じ第2位まで表示されます。

[[convert number=49.99 from="usd" to="jpy"]]

以下、表示例。

5,567.06

次の例では、USドルをUKポンドに変換しています。小数点以下はなし。

[[convert number=50 from="usd" to="jpy"]]

以下、表示例。

5,568

変換に失敗する場合は、何らかのエラー表示が出ます。

文法ミス(為替コードミス)すると次のメッセージが出ました。日本円の為替コードは「YEN」ではなく「JPY」なんですね。

エラーメッセージを抑制する場合は、テンプレートを使うことになるそうです。

テンプレート(template)

テンプレートは変換後のテキストと一緒に何かほかの文章も表示したい場合に使います。何かの原因で変換が出来ない場合は、テンプレート部分は表示されません。

英文ですが、自然な文章の中に為替変換を入れる。

The retail price is $49.99 [[convert number=50 from="usd" to="gbp" template=" (approx.%result%) GBP"]].

変換できた場合の表示例。

The retail price is $49.99  (approx.38.31) GBP.

変換できなかった場合の表示例。

The retail price is $49.99.
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まとめ

自然な感じで記事内に入れ込めるので便利です。

表示されなくなったらどうしようかと思いましたが、その場合のことも考慮されています。ただ、ショートコードで便利は便利ですが自由度が高すぎて、為替データが取得できない、プラグインが更新されなくなったときのことを考えるとリライトが…

カキオワッテカラナニイッテル?

用途を絞ってつかったほうがよいのかも。実際の利用については少し考えます。

追記(19年8月)

使おうかと考えていたのは別管理の旅行ブログなのですが、アクセス数が相当量あるので、無料1,000アクセスはちょっと現実的ではない(月間1,000pv以上の記事も30くらいある)。

ということで無料プランだとかなり限定的な使い方になるのかなぁ…という結論。

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