Sharepointでお気に入りサイトの更新情報を受け取る方法をご紹介します。
仕組みとしてはRSSを使ってサイトの更新情報を受け取り、任意ページに記事一覧を掲載するというものになります。マイクロソフト365内コンテンツというよりは、インターネット上にある記事を取得します。
私も日頃から、FeedlyというRSSリーダーを使って自分が知りたい分野の情報を集めています。RSSは更新情報を知るという点で有用であり、自分からサイトに見に行く必要がないので記事の確認漏れを防ぐことができます。
モダンUIのページ編集機能からWebパーツで手軽に埋め込めますので、組織でよく見るサイトの更新情報を手軽に受け取ることができます。
RSSとは
RSSとはニュースやブログなど各種ウェブサイトの更新情報の配信を取り扱う文書フォーマットです。
Feedlyをはじめとする一般的なRSSリーダーでは、このRSS情報を取得して1箇所で読めるようにしてくれます。RSSを使うことで、良質な記事を自分から積極的に探しに行かなくても読む機会を獲得することができます(最初の購読アクションは必要)。
SharepointでRSS設定する方法
設定は簡単、1分で設定できます。
▲ Webパーツで「RSS」を探します。Office365コネクタを使ってサードパーティサービスを呼び出す仕組みのようです。
▲ 設定する項目も二つしかありません。「RSS接続の名前」と「RSSフィードのアドレス」です。「RSS接続の名前」は任意なのでサイト名などわかりやすいものを入れておけばOKです。
RSSフィードのアドレスは、RSS購読したいサイトから取得する必要があります。
▲ RSSに対応しているサイトであれば、上記のようなマークがサイト内のどこかにあるケースが多いです。画像は当サイトのものです。RSSアドレスの形式もある程度はパターン化されています。
たとえば、当サイトは次の通り。
https://akmemo.info/feed/
▲ RSSフィードアドレスにアクセスすると、XMLで定義された文書が表示されます。この情報が取得できれば、RSSに対応しているサイトと考えてよいです。
それでは当サイトを例に取得して見ます。
▲ 上記を保存してページを発行します。
▲ RSSで記事一覧が取得できました。既定では6時間ごとの更新のようです。
まとめ
Sharepointでお気に入りサイトの更新情報を受け取る方法について記事投稿しました。
職場で共通して見ているサイトなどあれば、RSSで取得しておくと記事の見忘れを防ぐことができると思います。