ここ1年以上、GIFアニメーションを取るときにつかっていたGifoxがバージョン2にアップデートされていました。
良いツールなので、以前のバージョンを$4.99で購入し何ら問題なく使っていました。
しかし、あるときモバイル用のMacbook Airを購入したので、以前の購入履歴より再ダウンロードしたところそのままでは使えませんでした。
どうやら、バージョン1からバージョン2に上がったらしい。そしてお値段も3倍に(泣
うーん、仕方ないけど「Gifox vs Gifox2」違いは何さ?ちゃんと進化したの?
ということでGifoxの新しいバージョンで何が変わったのか調べたので記事投稿します。
「Gifox2」の新機能
ダークモード

バージョン1では、白一色の管理画面でしたがバージョン2でダークモードがサポートされました。どこもかしこも、OSもアプリもダークモードが導入される時代。Gifoxにもダークモード時代到来です!(歓喜…なるか。
Mac OS Catalinaに対応
Mac OS Catalina以降はプライバシーコントロールが導入されています。
Appleデバイスで他社製アプリを使う場合に機能によっては利用者の許可が必要なケースがあります。iPhoneでも位置情報やマイク、写真の利用とかでよく許可を求められますよね、アレです。
Gifoxバージョン1では、Catalina以降はスクリーンショットをとるときにこのプライバシーコントロールの兼ね合いからアプリがクラッシュするバグが内包されていました。Gifox2でそれが改善とのこと。
まぁ、これはやらないといけないアップデートですしね…
編集と再エクスポート

Gifoxバージョン1では、GIFアニメーションのスクリーンショットは一発勝負の録画でした。

私も録画前には、GIFアニメ撮影の儀を行っていました。
アプリケーションの動作を一通り確認し、10秒前後に収めるようなオペレーションを二度三度練習を行ったうちに、満を持して撮影に挑んでいました。しかし、時には予期せぬアプリ挙動で失敗することも多々…
そんなときは取り直し、ひどいときは5回以上とか。
Gifox2では、なんとGIFアニメーションの編集機能と再エクスポートがサポートされました。
これ、良き機能追加~◎
デザインの改善
デザインが多少アプリで一貫したスタイルに変わったらしいです。私はほとんど気付きませんでした。

圧縮の高速化
専門的な内容のようですが、ハードウェア・アクセラレーションを最大限に生かせるように圧縮の高速化が行われたようです。以前のバージョンでは長時間撮影するケースでは途中で圧縮が失敗するケースがあったようです。
アプリの値上げ(悲報)
そう、これでバージョンアップに気付いた。なんと$4.99から$14.99と3倍の値上げです。彼らとしては極力値上げは避けたいものの、やはり開発を継続していくためにはある程度の収益化は仕方ないとのこと。
一方で、私を含めた既存ユーザーは新しいバージョンを35%オフで購入できます。
Gifox2へのバージョンアップのやり方
既存ユーザーであれば、35%オフで購入することができます。この割引は、AppStoreでの購入、Gifox直販双方で適用されます。私は、AppStoreで購入していました。
- アップグレードは、Gifoxバージョン1がインストールされたMacで行う。
- Gifoxバージョン1は、アンインストールせずアップグレードが終わるまではそのままにしておくこと。
- ステップ1Gifox2をAppStoreからインストールする
- ステップ2旧ライセンスの認証を受けてライセンスを購入する
- ステップ3プライバシーコントロールでアプリの利用を許可する
Gifox2をAppStoreからインストールする

▲ AppStoreでGifoxを検索してインストールします。この検索結果にはバージョン1はでてきません。
旧ライセンスの認証を受けてライセンスを購入する

▲ Gifox2を立ち上げたら右下にさりげなくある「・・・」から「Activate」を呼び出します。

▲ 「Upgrade to Gifox Pro」をクリックします。

▲ 「Select Previous Version」をクリックします。「Buy Gifox Pro for 1,840」を選ぶと通常購入になってしまうので注意してください。

▲ アプリケーションフォルダから旧バージョンのGifoxアプリを選びます。アプリアイコンとフォルダアイコンの二つが並んでいるのでアプリアイコンの方を選びます。

▲ 認証が正しく行われれば割引適用の画面がでてきます。

▲ あとは通常の要領でアプリを購入します。
プライバシーコントロールでアプリの利用を許可する

▲ そのまま使おうとするとエラーがでます。アップグレード内容にもあったようにプライバシーコントロールの影響です。画面中央の「Authorize Gifox」を押してシステム環境画面を立ち上げます。

▲ プライバシー設定の中の「画面収録」からGifox2を選びます。

▲ 続けて、プライバシー設定の中の「アクセシビリティ」からGifox2を選びます。こちらの設定は当初Gifoxが見当たらなかったので「+」ボタンでアプリを追加しました。
以上で録画ができる状態になりました。
まとめ
ひとまず編集機能は便利そうなので再購入しました。まだまだ機能追加の見込みはあるようなので、既存ユーザーから課金する仕組みを狙ってそうですね。まぁ、サブスクでも使い続けると思いますが。
多少使い勝手が変わっていそうなので気が向いたら使い方を投稿するかもしれないししないかもしれない。