freeeで残高が合わないという記事、以前にも記事を書いたのですが、新たなケースに遭遇してしまったので記録投稿します。
以前は開始残高設定忘れたことによる残高不一致でした。今回は、freeeを放置状態にしてゆうちょ銀行との同期を長期間にわたって行わなかったことに起因します。

慣れからくる油断ね。

ゆうちょダイレクトの明細照会期限が2ヶ月とかいうゴミ仕様(失礼
理由ははっきりしていたので、確定申告が迫る今日の日までまた放置していました。

どんだけやる気ない
年が明け、データ元であるゆうちょダイレクトにログインしたところ、そちらでもやはり2ヶ月までしか遡れないらしく、freeeで抜け落ちていた期間はやはり見れないというなんとも困った状況に陥りました。
あやうく窓口にヘルプを求めないといけないかと思いましたが、お小遣いアプリで銀行口座の内訳を別に記録していたので、そこからCSVで明細を作り、freee側へアップロードしてことなきを得ました。
銀行によっては過去の入出金明細を見れる期間が短い
今回のゆうちょ銀行のケースですね。私は、一部収益の受け取りのためにゆうちょダイレクトというサービスを使っています。

メインバンクはMUFGですが、そちらも以前は短期間しか遡れなかったと記憶します。Eco通帳というサービスを申し込むことで「お取引推移表」として過去10年分遡れることになります。
freeeに連携している銀行口座で、過去の入出金明細遡り期間が短い銀行は要注意ですね…

会計ソフトに不慣れなときは毎月触れていたのですが、今や半年に一回開くかどうか… ほんと、freeeって利用者を楽させすぎですね。
ゆうちょの場合、「ゆうちょダイレクト+(プラス)」というサービスに切り替えると過去の明細を見れる期間が延長されるらしいです。

お小遣いアプリ「マネーフォワードME」がバックアップに
freeeは確定申告用として使っています。それとは別に資産管理用途として「マネーフォワードME」というサブスクリプション・サービスを使っています。

「マネーフォワードME」は、株・投資信託の変動を確認する都合、週に数回は必ず見ますので連携する口座は常に同期状態を保っています。

ゆうちょ銀行もちゃんと同期していました。これなかったら、窓口行くハメになっていたことでしょう。
【freee】銀行口座の明細アップロード方法
銀行口座は通常、自動連携なので明細をアップロードする手間はありませんが、今回ケースのような修正に明細の手動アップロードという手段が備わっています。
まずは、freeeにログインして残高が合わない銀行口座を開きます。

▲ 残高が不一致の場合には上記のようなエラーが表示されます。

▲ 「タイムライン」というタブをクリックすると、どの時点から残高不一致が起きているのか確認できます。

▲ 今回のケースでは、3月から6月までの明細が丸々抜け落ちていました。ゆうちょ銀行の場合、オンラインバンキングにログインしても当該期間の明細を見ることができませんでした。

▲ マネーフォワードMEに当該期間の明細が記録されていました。これをもとに明細を作ります。

▲ freeeの銀行口座では、「明細アップロード」を行う機能が備わっています。


▲ アップロードで使うファイル形式は「明細のアップロードのヘルプ」から取得できます。

▲ 銀行口座の場合のファイル形式。「取引日」「出金額」「入金額」「残高」「取引内容」を記録していきます。残高などはfreeeに記録されていた最後の明細から計算処理しました。


▲ エクセルでの手動明細を作ったら、freeeにアップロードします。

▲ アップロードすると、データ形式を指定する画面が表示されます。ヘルプページからのサンプルを使っていれば、直感的に選ぶことができます。

▲ 最後に列名称を選択してOKを押すとアップロードが完了します。

▲ 明細アップロードが完了しました。後はいつも通りに仕分け処理をすればOKです。
明細の一番右側には「(手)」と表記され、手動アップロードであることが視認できます。手動明細は自動明細とことなり、削除することができるので間違えていたら消して修正することが可能です。

▲ アップロード後、口座を開くとエラーが消えています。タイムラインに出ていたエラーも同様に解消されました。
まとめ
ゆうちょ銀行の明細期限切れに伴う残高修正について記事投稿しました。
マネーフォワードMEを使っていたことが結果的には「渡りに船」ということになりました。私はサブスクリプションの類は無駄に契約はせずに厳選されたサービスを使っています。
このアプリを使うようになってからは資産は右肩上がりに成長曲線が描かれるようになりました。
マネーフォワードMEは、使っているサブスクでも優秀なアプリだと思います。資産管理に意識が高い多くの人たちがおすすめしています。支出の無駄を抑えて、資産を増やす方向に意識が働きます。