社員証の紛失防止対策によさげなアイテムを入手したのでご紹介します。
会社から貸与されているモノを失くしたときの影響度というか、プレッシャーは計り知れません。
スマートタグ、忘れ物防止タグがあるとモノを失くしたときに場所を特定できる可能性があります。
私が購入したのは、スマートタグとして世界シェアNo.1のTileシリーズです。
社員証やら何やら持たされる哀しい会社員
会社からはいろんなものを“持たされます”。
自分の意志に反して持ちたくないのに“持たされます”。
社員証、入館カード、スマートフォン、やたらでかいノートパソコンとか。オフィスを出ても仕事することを求められる我々は職場からの強制的な指示に従い、これらのアイテムを常日頃持ち歩きます。

パソコン持つのは拒否してます。
社員証にまつわる無意味な紛失防止対策
勝手に持たせておいて、モノを失くすと始末書やら顛末書を書かせて社内の紛失事例として公開処刑に処されます。

紛失したモノの特性によって、悪用でもされようものなら出世への影響、減給、クビを言い渡される可能性も否定できません。
そんな突如の危機を防ぐには常日頃身の回りの持ち物に気を付けなくてはいけません。大手の会社であれば、情報セキュリティの名のもとに効果がどれだけあるのかよくわからない研修やらEラーニングを受けていないでしょうか。
社員証紛失の件数が増えると新たな研修が追加され無限ループ。
失敗を防ぐためにチェックリストを作ったけど効果がない…だから
「チェックリストをチェックするためのチェックリストを作る」
というヒューマンエラー対策に悩む現場と同じようなことをやります。
一方で、紛失の温床となる飲み会・宴会は一向にやめない。
酒に酔い、油断し、そして社員証を失くす。

哀れね
Yahoo!知恵袋には「社員証 紛失」の投稿
「社員証 紛失」に悩む会社員の駆け込み寺といえば、Yahoo!知恵袋です。
数々の悩みが投稿されています。

引用 至急相談に乗ってください!社員証を無くしてしまいました


みんな社員証なんて持ちたくないんです。
社員証を紛失したときにとるべき3つのアクション
会社(上司、総務)に報告する
職場から酸っぱく言われているでしょう。まず報告せよと。

会社の所有物を紛失して隠したりするとさらにコトが大きくなってしまうことがあります。人間だれしも忘れ物はする可能性があります。紛失したな、って思ったらさっさと会社に連絡するのが得策。
まぁ、なんか説教されるかもですが右から左に聞き流せばいいんです。報告するときに感情はいらない。
「持ちたくないものを持たせている会社が悪い(但し、言ってはいけない)」そんな精神で連絡すれば、いくらかの精神ダメージを軽減できるでしょう。
警察に届け出る
見つかる可能性もなきにしもあらず。

やれることはやっておきます。会社にも「警察に届けました」といえば印象は幾分良くなります。
やれることはやった感のパフォーマンス。
始末書のテンプレートをググって次回の出勤に備える

始末書(しまつしょ)とは、業務などにおいて過失や規程違反を犯した者が、事実関係を明らかにするとともに謝罪し、再発させないことを誓約するための書類。
Wikipedia「始末書」
勤め先の会社によるでしょうが、こういった儀式があるところがあります。なんですかね、軍隊の名残とかでしょうか(知らないけど
この手のモノに時間をかけても仕方ないのでググってテンプレ探してコピペしておけばいいでしょう。
社員証の紛失防止対策にスマートタグが便利
スマートタグを購入したのは、社員証なんかのタメではなくて自分の財布や鍵を見つけやすくするためでした。でもタグが1つ余分にあったので社員証にもつけることにしました。
Tileシリーズ

タイプがいくつかあるので、一緒にするアイテムの属性によって選ぶと良いと思います。
項目 | Tile Mate | Mate (2020) | Pro (2020) | Slim (2020) | Sticker (2020) |
---|---|---|---|---|---|
商品画像 | ![]() 商品詳細 |
![]() 商品詳細 |
![]() 商品詳細 |
![]() 商品詳細 |
![]() 商品詳細 |
カラー | ホワイト | ホワイト | ホワイト&ブラック | ブラック | ブラック |
電池タイプ | 交換可能(CR1632) | 交換可能(CR1632) | 交換可能(CR2032) | 交換不可 | 交換不可 |
電池寿命 | 約1年間 | 約1年間 | 約1年間 | 約3年間 | 約3年間 |
最大接続距離 | 約45m | 約60m | 約120m | 約60m | 約45m |
商品サイズ(mm) | 35.0×35.0×6.2 | 35.0×35.0×6.2 | 41.6×41.6×6.5 | 85.5×53.9×2.7 | 27.0×7.3 |
防水機能 | 防滴(IP55) | 防滴(IP55) | 防滴(IP55) | 防水(IPX7) | 防水(IPX7) |
音量 | より大きい | より大きい | 最も大きい | より大きい | 大きい |
重さ | 7.5g | 6.0g | 12.0g | 14.0g | 5.0g |
購入したTile
購入したのはカードタイプのTils Slim 2020とプレートタイプのTile Mateです。
カードタイプは財布に入れています。プレートタイプは2つあるので1つは自宅の鍵、もう1つを社員証に付けました。


(実際のIDは使えないのでダミーID)

現在は、鍵・社員証(ID)・財布にTileを仕込んでいます。いずれかの「探す」ボタンをタップすれば音がなるので近くにあれば場所はすぐにわかります。
Tileからスマホを探すことができてその場合は、Tileを二回連続で押すとスマホで音声が流れます。
Bluetoothで接続されている限りは重宝します。
検知能力はいかほどか
スマホとTileをBluetoothで接続して、位置情報の常に記録しておけばある程度使えます。最後に検知した場所を記録しているのでなんかあった時はそこから紛失場所の目処がつきます。
Tileとスマホの距離は45m〜120m(製品で変動)となります。それより離れた場合は、最後に検知した場所が頼りになりますが、それとは別に「Tile コミュニティ」という仕組みがあり、Tileユーザーがタグを検知すればロケーション情報を知らせてもらえます。
まとめ
社員証の紛失対策として、個人的には悪くないと思う。
というか、会社がこういう具体的なアクションをとるべき。
おまじないのような研修・テストを繰り返すよりよっぽどマシだと思います。一人でも社員証紛失の恐怖感から救われるのを願うばかりです。