【freee】確定申告に向けたもしもアフィリエイト報酬の仕分・登録方法

会計ソフト「freee」を使った「もしもアフィリエイト」仕訳方法確定申告

クラウド会計ソフト「freee」を使った「もしもアフィリエイト」仕訳方法について記事投稿します。

もしもアフィリエイトは、取り扱いの案件数は少ないものの、独自の案件が多い印象のASPです。最近のAmazonアソシエイトは提携審査が厳しいのですが、もしもを通すと比較的簡単に提携することができます。

もしもアフィリエイトの売りといえば、言わずと知れた「W報酬」。通常報酬に12%のボーナスをつけてくれることで有名です。

しかし、帳簿上の仕訳ではプラスの処理が発生します…

もしもアフィリエイトでアフィリエイトやセルフバックで一定の収益が出始めている人は確定申告の準備を始めましょう。

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アフィリエイトは成果が確定してから売上登録する

会計ソフト「freee」を使った「もしもアフィリエイト」仕訳方法

アフィリエイトをやっていると「発生」やら「確定」やらといったキーワードを耳にします。

アフィリエイトの経理的流れ
  • 発生時点
    発生主義

    アフィリエイトでよく言われる「発生」という概念は、サイトに来た読者がリンクをクリックして商品やサービスを購入した時点で計上されます。

  • 確定時点
    実現主義

    発生したオーダーのうち、すべてが「確定」されるわけではなく、有効な購入のみが「確定」されます。ここで報酬を得る金額が確定します。まだ、報酬は振り込まれていないのでいわゆる「売掛金(未払金)」の状態です。

  • 入金時点
    現金主義

    その後、ASPから銀行口座に入金されます。

商品やサービスを購入しても成果条件になっていない、あとでキャンセルされた、ほかのサイトで自分のサイトより後で同じアフィリエイトリンクを踏んでいた…などの理由で「発生」した案件であっても後で「否認」されることがあります(闇の理由もありそうだけど…)。

セルフバックしたものも同じ管理画面でカウントされます。当月または翌月に確定してくるのでしっかり確認しましょう。

手持ちのサイトで旅行ジャンルを扱っていますが、発生から確定までが非常に長いです。1か月、2か月なんてざら。なので忘れたころ、数か月後に収益があがってくるなんてこともあります。

どのASPでもそうですが、確定した報酬のみを毎月記帳することになります。

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もしもアフィリエイトの実際の仕訳方法

仕分けの流れ
  • ステップ1
    月始めに前月の確定報酬をfreeeに登録する

    「取引の一覧・登録」から確定売り上げを登録します。

    freee上の仕分け
    発生日借方貸方
    勘定科目金額税区分勘定科目金額税区分
    (月の最終日)売掛金(金額)対象外売上高(金額)課税売上10%
  • ステップ2
    銀行に報酬が振り込まれる

    もしもアフィリエイトの場合は、報酬合計が1,000円(税込)に達したら振り込まれます。注文が広告主から承認された月の翌々月末にボーナス報酬と一緒に登録口座に振り込まれます。

    振込手数料は無料、嬉しいですね。

  • ステップ3
    銀行口座の明細とステップ1の明細を関連付ける
    freee上の仕分け
    発生日借方貸方
    勘定科目金額税区分勘定科目金額税区分
    (振り込まれた日)銀行名(金額)対象外売掛金(金額)対象外

ステップ1:月始めに前月の確定報酬をfreeeに登録する

月の最初の作業として、前月分の売り上げを freee に登録します。

もしもアフィリエイトの場合は月が変われば前月分が確定しています。収益が確定したら登録を忘れないうちに会計ソフトに登録します。実現主義に基づき、振込を待たずに売上登録します。

もしもアフィリエイトのサイト別支払レポートを確認する

もしもアフィリエイトの管理画面にログインして、トップページから売上レポートを開きます。レポートの表示が「サイト」になっているので「月次」に切り替えます。

会計ソフト「freee」を使った「もしもアフィリエイト」仕訳方法(ASPの管理画面にある月次レポート)
ASPの管理画面にある月次レポート

▲ サイトは「全てのサイト」にしておきましょう。前月分の「報酬額」に記載された金額を確認して、freee 上に登録します。

freeeに登録する

「取引一覧・登録」から売上を登録します。

会計ソフト「freee」を使った「もしもアフィリエイト」仕訳方法(freee取引一覧から売上を登録する)
freee取引一覧から売上を登録する

▲ 一通り入力したら「詳細登録」を押します。

収入・支出「収入」を選ぶ
決済未決済
期日空欄
発生日月末
取引先株式会社もしも
管理番号空欄(任意)
勘定科目売上 か 雑収入
税区分課税売上10%
金額(確定した金額)
品目・部門・メモタグインターネット広告(任意)
備考(任意)

もしもアフィリエイトは、冒頭で説明した通り「W報酬」制度というものがあり通常報酬に12%上乗せされて振り込まれてきます。これを freee 上でも登録しておきます。

会計ソフト「freee」を使った「もしもアフィリエイト」仕訳方法(freee取引一覧から売上を登録する)

▲ 「行を追加」します。

会計ソフト「freee」を使った「もしもアフィリエイト」仕訳方法(freee取引一覧から売上を登録する)

▲ 2行目の売上高を登録します。備考欄には「W報酬」とでも入れておくと後で確認しやすいです。

ステップ2:銀行に報酬が振り込まれる

もしもアフィリエイトから登録した銀行口座に対して振込があります。振込レポートの金額と差異がないか確認しましょう。

ステップ3:銀行口座の明細とステップ1の明細を関連付ける

freee上で振り込みを受けた口座の明細画面に移動します。

会計ソフト「freee」を使った「もしもアフィリエイト」仕訳方法(銀行口座の明細と登録済みの売上を紐付ける)
銀行口座の明細と登録済みの売上を紐付ける

▲ 「登録待ち」状態の対象明細を探し処理を始めます。

ここで売上登録をする必要はありません。ステップ1ですでに売上登録が行われているので、その明細とこの振込情報を紐付けます。

会計ソフト「freee」を使った「もしもアフィリエイト」仕訳方法(銀行口座の明細と登録済みの売上を紐付ける)

未決済取引の消し込み」タブを選んで処理します。「未決済の取引から選択する」を押してステップ1で登録した明細を探します。

会計ソフト「freee」を使った「もしもアフィリエイト」仕訳方法(銀行口座の明細と登録済みの売上を紐付ける)

▲ 前々月の売上が見つかりました。今回はステップ1と同額の明細ですが、ASPの振込金額に満たない場合は複数月に跨がることもあります。その場合は複数明細を選択します。

会計ソフト「freee」を使った「もしもアフィリエイト」仕訳方法(銀行口座の明細と登録済みの売上を紐付ける)

▲ 「登録」を押して処理終了です。もしもアフィリエイト は振込手数料がないので登録はこれで終わりです。

まとめ

登録作業としてはコツを押さえれば簡単です。

もしもアフィリエイトは、アマゾンや楽天の報酬も一緒にできるので使い勝手がいいですね。W報酬制度は金額が大きくなってくるとその分効果を感じそうです。

参考 もしもアフィリエイト

初心者でも使いやすい会計ソフト「freee(フリー)」

私は確定申告に向けて、クラウド会計ソフト「freee」を選びました。

日常的に、会計的な業務に触れる機会がほとんどなく、簿記も馴染みがない。個人事業の収支をエクセルで管理できるかとても不安でした。

そんなときに、freeeを知りました。

銀行やクレジットカードとの連携機能が非常に強力、インターフェースも洗練されていて使いやすいです。ちょっとした仕訳くらいならスマホからでも出来ちゃいます。

選ばれている会計ソフト「freee」

現在はスタータープランを使用中。

操作でわからないことはメールで問い合わせすることができます。

最初の確定申告はわからないことだらけです。そんなときにツールの使い方で迷いたくない。有償ソフトを選んだ理由の半分くらいは誰かに聞ける環境が欲しかったから。

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