Onenoteを使い始めたら最初に覚えておきたいページの分類・整理方法について記事投稿します。
Onenoteは、マイクロソフトいわく「機能横断型」ノートブックであり、ノートコンテンツを整理・分類する選択肢が多くあります。ノートブック、セクション、サブページ、ノートシールなどこれらの機能を抑えて使いこなすことで情報をデジタルに効率的にオーガナイズしていくことが可能です。

まだ、大量のメモ帳でデスクトップを散らかして消耗しているの?

Teamsでデスクトップ共有する人でそんな人いますよね。
Onenoteページ分類・整理のやり方
情報分類の選択肢
Onenote機能で分類に使われる構成要素は次の通りです。
- ノートブック
- セクション
- セクショングループ
- ページ
- サブページ
- 段落
- タグ
せっかくなのでOnenoteで図解してみました。

ノートブック
分類の最上位は、「ノートブック」です。

既定では氏名が含まれたノートを開いた状態で使い始めると思います。このノートひとつでやりくりしても良いでしょうし、目的ごとにノートブックを分けてもいいでしょう。
学生の頃のように、科目を分ける感覚だと整理しやすいのかもしれません。

ノートブック一覧
私は、プライベートではあまり分類を深く考えてません。
職場では、個人用、所属部署、プロジェクト単位で分けることが多いです。所属やプロジェクトで分類するのは「共有設定」を意識してのことです。
Onenoteは、以前はページ単位での共有ができましたが、現在では機能が無効になっているようです。
ページ単位の共有だと、管理が煩雑になるのでノートブック単位で共有を意識すると共有設定がシンプルになります。共有機能を意識することで、自ずとノートブックの構成も考えることになります。
セクション・セクショングループ
ノートブックの下位は、「セクション」になります。

Onenoteの見た目はあたかもファイルバインダーに含まれるカラーインデックスのようです。ノートブック内の大きな分類をこのエリアに設定します。
セクションはグループ化して「セクショングループ」を形成することが可能です。最初は使わず、ノートブックが大きくなってきて整理したくなったときにオプションとして使うと良いでしょう。
ページ・サブページ
「セクション」下位は、実際のコンテンツを入れる「ページ」になります。このエリアに好きなように書き込みを行なっていきます。

ページにもグループ化する機能が隠れていて、任意のページを「サブページ」とすることで階層を下げることが可能です。このサブページは2階層まで下げることが可能です。
ページ一覧上で、ページ順序を整えたり、サブページ機能を使うことで目次を形成できます。
段落
ページのコンテンツ内でも階層構造を持たせることができます。

タブを入れることで同じインデント範囲はひとグループとしてみなされます。

▲ 「Tab」を押すたびに階層が下がり、「Shift+Tab」を押すとごとに階層が戻ります。

▲ インデントされたエリアの上位文章の左周辺をマウスオーバーをすると「▶︎」が表示されるので、ダブルクリックするとエリアが折り畳まれます。
プログラミング用のエディタではこの種の機能をよく見かけます。
ノートシール(タグ)
これもページコンテンツ内での分類機能です。日本語アプリだと「ノートシール」、英語アプリだと「タグ」と呼ばれているようです。使い勝手もSNSのタグに近いものですね。


ノートブック、セクション、ページ、サブページなどは縦の階層構造を持たせるために使います。

一方、ノートシール(タグ)は縦階層とは別の横の繋ぎ、あるいは階層を全く無視したリンクを形成するのに役立ちます。この辺り、ブログのカテゴリ・タグの関係性に近いですね。
ノートシールを使うことで、ノートブック内、あるいは複数のノートブックを横断的に検索することが可能です。この機能は秀逸ですね。
タスク管理に使ったり、確認事項・上司への報告事項を一つにまとめて置いたり、覚えたいことに任意のタグをつけることもできます。単語カード的に使えるので学生さんにとっては試験前の強い味方になるでしょう。


ノートシールは、既定で準備されているもの以外にもタグ名とアイコンで自由に作ることが可能です。

タグをつけておけば、ノートブック内、ノートブック間のページを横断的に調べることができます。
Windowsはタグの種類が豊富なので、タスクや確認事項をまとめるようとに使えます。
学生さんはテストに出そうなところをまとめると、勉強効率が上がりそうです。
←は、「ブログの題材」タグを使って今後の計画記事をまとめてみました。計画倒れしないことを祈ります。
まとめ
最初はとっつきづらいOnenoteのページ分類について記事投稿しました。
Onenoteは、パソコンでもMacでも、スマートフォンでもタブレットでもどのデバイスでも閲覧ができます。使い倒すと幸せになりそうです。
日頃よくOnenoteを使っているのでネタがたまってきたらまた記事にします。
Onenoteはキンドル書籍なら破格で学べる
Kindleで読める電子書籍にOnenote関連書籍がかなりあります。
しかも、読み放題対象(Kindle Unlimited)にはいっているものが数点あります。

私は、Kindle Oasisという電子書籍リーダーを持っている都合、Kindle Unlimited読み放題のサブスクに加入しています。月額980円で200万冊以上の書籍が読み放題となります。
紙の書籍なら数千円払わないと読めませんが、読み放題であれば月額980円でいくらでも読めます。
若干型落ちの書籍が多いものの、機能的には大きく変わるものではないのでOnenoteを覚えるのには必要十分です。
詳細はこちら
私は、Sharepointを使う機会が多くありますが、考え方は同様で共有設定は極力サイト単位にとどめています。管理するサイトが多いのでアクセス管理を複雑にしたくありません。