Sharepointリストやライブラリの評価機能について記事投稿していきます。
ニュース投稿を作る際に、掲載内容に対して評価(いいね)が欲しい場面はないでしょうか
ニュース投稿には、「いいね!」やコメントを付けられる機能が標準で提供されています。この機能はページそのものに対しての機能です。ひとつのページ内で複数コンテンツを評価してほしい 場合にはちょっと使いづらい。

そんなときは、「掲載コンテンツそれぞれで独立したページを作ればいい」のではありますが、ぶっちゃけてそんなのはかったるい。
もちろん、Forms埋込みで評価をもらう方法もありえますが、なんとかSharepoint内で完結させたい。そんな時には、リストやライブラリには評価機能が備わっている評価機能が使えます。
Sharepointリストの評価機能
Sharepointリストには、評価機能が備わっています。これ自体は、クラシックUI時代から使えたものですので何ら目新しいものではありません。

評価機能の有効化
デフォルトでは、評価機能は無効 になっています。機能を使うためには、有効化する必要があります。リストを前提に説明しますが、ライブラリでも操作方法は同じです。

リスト画面の歯車から「リストの設定」へ移ります。(ライブラリの場合は「ライブラリの設定」)

▲ メニュー左側の「評価の設定」を選択します。

▲ 「評価の設定」に「はい」をいれてOKを押せば、機能が有効化されます。「いいね」「星評価」はお好みで。

▲ 評価機能を有効化した後に、リストに戻ると評価用の列が自動で定義されています(「いいね!」の数、あるいは星評価)。
使い方
利用者目線として、アイテムに対して反応するだけ で使えます。

▲ 星評価の場合は、星1つから5つまで選択できます。

▲ 「いいね!」の場合は、アイテムを押すだけでいいねがつきます。再び押せば、いいねを外せます。
Sharepointページに埋込み、ニュース投稿
活用用途

リストやライブラリに評価機能があって、使い方もわかったけど、どんな場面で使えばよい?

っていう話になりますよね。リストに「いいね!」や「ランキング」をなんとなく付けても、社内用途では警戒されて押されないことも十分にあり得ます。
したがって、使う場面を選びそうです。
私のケースではとある社内イベントで、「これとこれが候補にあるからいいね!で皆さんに選んで決めてもらいます。良いと思う方へいいね!を付けてください」みたいな形で ユーザー反応を誘発 するような使い方をしました。

まぁ、それでも押さない人は押しません(殺伐な現場
ページへの埋込
モダンページへのリスト埋め込みは、普段通りです。

今回は、ニュース投稿に入れ込みました。
リストを入れておいただけでは閲覧者は、リアクションするとは限らないので明示的にリアクションが必要なことを示すとやさしい方は押してくれます。

今回は、書籍一覧をリスト化したものに評価機能をつけてみました。

誰がいいね!したかの取得
モダンUIだと、誰がいいね!を押したか、一見するとわかりづらいです。

クラシックUIのときはマウスオーバーでわかったように記憶しています。

MyNotes365(Twitter: @techan_k)さんのブログで誰がいいね!したかわかるようなJSONコードが公開されていました。
界隈では、すごいSharepointフリークな方でブログはすごく参考にさせていただいています。コードはそちらで取得ください。
まとめ
Sharepointリストの評価機能(いいね)の活用方法について記事投稿しました。
ページ内で手間をかけずにリアクション集計するときに、評価機能は便利です。設置しただけだと、さほど押されませんので、押してもらうための仕掛けも一緒に入れ込みましょう。
Teamsチャネルでリアクションを取得する方法↓

