SharePointのモダンUIに絞ったページ編集方法をトピックにします。
ここ数か月はクラシックUIを封印してモダンUIに慣れるようにしています。使い勝手は、ワードプレスのブロックエディタ「Gutenberg」に非常に似ています。最初はとっつきづらいものの、慣れて要領を得ると表現力が上がります。
今回は、「サイトのページ」の基本操作を投稿します。
SharePointにおけるページとは
ページとは、情報を記入できる領域のことです。
テキストを手で入力したり、表や画像、リンクなどを挿入できるほか、SharePointのリスト、ライブラリ、アプリ、Microsoft365のほか製品(エクセル、パワーポイント)なども入れ込めるWebページになります。
ページの種類・違い
ページには「サイトのページ」「Wiki」「ニュース投稿」などあります。


「サイトのページ」「ニュース投稿」は機能そのものは同じものです。
ワードプレスを使ったことある人に表現するとすれば、「サイトのページ」が固定ページ(静的ページ)、「ニュース投稿」が投稿ページ(時系列なアーカイブ)になります。
SharePointモダンUIでページライブラリ基本操作
この記事では、モダンUIでページライブラリを使うのが初めての人に基本操作を記載しています。ページ編集やWebパーツ使用方法については、別の記事 に投稿しています(リンクは最後にもあります)。
新規ページを作成する
ページの編集は「サイトのページ」から行います。


▲ サイドバーなどのアクセスしやすい場所に「ページ」があればそこからアクセスできます。
サイドバーにリンクがない場合は、「サイトコンテンツ」⇒「サイトのページ」でアクセスできます。

大抵はサイトページで事足りる
▲ 「+新規」ボタンで「サイトページ」を選ぶとモダンUIで編集できます(Wikiページ、WebパーツページはクラシックUIでの編集になるので割愛します)。
既存ページを編集する

▲ 「サイトのページ」一覧から既存のページを選択して、「✏編集」ボタンで編集を開始します。
既存ページの名前を変更する

▲ 「サイトコンテンツ」⇒「サイトのページ」でアクセスして、変更したいページを右クリック⇒「名前の変更」で変更が出来ます。
既定とは異なるページをホーム画面にする

▲ 「サイトコンテンツ」⇒「サイトのページ」でアクセスして、変更したいページを右クリック⇒「このページをホームに指定」でホーム画面の入れ替えが出来ます。

なお、ホーム画面についてはよく編集するページなので、サイトのページ一覧画面の「上部に固定」しておくとページが増えた時に見つけやすくなります。

通知を受け取る・解除する
ページが新規発行されたとき、編集された時などにメールで通知を受けることが可能です。

▲ メニューバーの「・・・」から「⏱通知」を選択します。

▲ 好みの設定を行い、「OK」を押せば設定完了です。

▲ 通知を止める場合場合は、メニューバーの「・・・」から「個人用通知の管理」から解除可能です。
エクセルにエクスポートする
サイトページの一覧はエクセルに出力可能です。ページの要不要、改善をチームで話すときなどに便利かもしれません。

▲ メニューバー「Excelにエクスポート」を選択してダウンロードします。

▲ 「query.iqy」というクエリーファイルがダウンロードされます。ウィンドウズ環境ではダブルクリックするとエクセルが開き、データが描画されます。
チェックイン・チェックアウト
ドキュメントライブラリだけではなく、ページにもチェックイン・チェックアウトの概念が取り入れられています。
SharePointにおける排他制御機能です。同時編集を防ぎ、変更履歴を残すために使われます。

「Check-in(返却する)」「Check-Out(貸し出し)」をするというのは米語の図書館で使われる表現です。意識的にチェックアウトしていなくても編集を開始するとチェックアウト状態になっていて肝心な編集ができない、というのはSharePointあるあるの一つでしょう。
まとめ
今回は、ページの基本操作について投稿しました。次回はちょっとクセのあるブロック単位で編集するエディタやWebパーツを取り上げます。