Tableau PublicのVizをURLで簡単に埋め込めるワードプレス・プラグインを見つけました。
TableauのVizは、オンライン、パブリック、サーバーなどすべて埋め込みコードを発行することにより、任意サイトに埋め込むことが出来ます。
使ったことがある人ならわかると思うのですがコードがちょっと長いです。
それと、サイトページに導入しているJavaScriptとの相性が良くないと思うように表示してくれないこともあります(体験談)。なんとなく、ワードプレス公式サイトを覗いていたらTableau用プラグインがあったので使ってみました。
ワードプレス・プラグイン「Simple Tableau Viz」
プラグイン概要
プラグイン公式を見る限り、ブロックエディタ(Gutenberg)対応ということで2019年に作られたものと推察します。
「Simple Tableau Viz」プラグインの機能はシンプルで、Tableau Publicの任意Viz URLを取得して、ブロックまたはクラシックエディタ内で使います。ショートコードにも対応しているのでウィジットでも使えます。
最終更新 | 3か月前 |
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アクティブインストール数 | 90以上 |
対応しているWPバージョン | 4.9.8 or higher(5.2.5で動作確認済み) |
通常の埋込みはこんな感じ

左の画像はTableau Publicです。Vizを開いて画面下部のアイコンより「」を選ぶと共有の選択肢が表示されます。
製品版のTableauであれば、PNG画像、パワーポイント、PDFファイルなども選択肢に入ってきます。
Publicでは「埋め込みコード」「リンク」、メール、SNS(Twitter、FB)が表示されます。

▲ で埋め込みコードをコピーしてテキストに落とすとこんな感じです。お世辞にも綺麗なコードとは言えず、ビジュアライズに拘るならこういったコードも綺麗にしていただきたいです。
導入方法

▲ 該当プラグインは、ワードプレス公式サイトで公開されていますのでインストールはワードプレス管理画面→プラグイン→新規追加でOKです。有効化後も特に設定は不要です。
「Simple Tableau Viz」使い方
- 手順1Tableau Publicにアクセスし、共有したいVizを探しURLを取得する
▲ URLを取得する場合は、ブラウザ上部のURLからコピーするのではなく、Tableauの共有機能「リンク」から取得した方が良さそうです。前者の場合は表示されないことがありました。
- 手順2ワードプレスの投稿・固定ページの編集を開始する
- 手順3TableauボタンからURLをペーストして完了。
クラシックエディタの場合

▲ クラシックエディタの場合は、エディタの右上部にTableau用のメニューが出来上がります。これをクリックするとURL入力画面になるので取得したURLをペースとします。
[[tableau url=”VizのURL”]]
▲ ペーストすると、ショートコードが出てきます。ショートコードなので、投稿画面だけではなく固定ページやウィジット内でも使うことができます。
ブロックエディタの場合

ブロックエディタを使う場合は、ブロック検索より「Tableau」と打ち込むと該当ブロックが検索できます。

▲ URLを打ち込めばOKです。
▲ 上記は実際にURLのみで埋め込んだものです。横幅がワードプレスの表示領域に縮小されるようです。ワードプレス内でVizを使う場合は横幅をウェブ用に合わせた方が良さそうです。
まとめ
需要があるかないかわかりませんが、偶然見つけたワードプレスプラグインのお話でした。